ゆおねろぐ

ただのメモ帳

2016/01/30

微妙に体調が悪く、書くネタがないのでこんなネタ。

「乱とか変とか役の違いは?」

乱:政権側が勝利した内乱。
承久の乱は政権側の鎌倉幕府が勝利し、乱を起こした側の後鳥羽上皇は流刑。

変:政権側が敗北(つまりクーデターによる政権転覆)。
例えば、本能寺の変では織田信長明智光秀に敗れ、桜田門外の変では井伊直弼が暗殺された。

役:外国勢力との戦乱。
文永の役弘安の役元寇文禄・慶長の役朝鮮出兵

戦い、合戦:国(藩とか)もしくは家(織田氏武田氏とか)どうしの争い。

一揆:領民がその地の支配者(国家ではなく)に対して起こした反乱。圧政などに対する蜂起。
今は島原・天草一揆と習うようだが、かつては島原の乱と習った。

打ちこわし:不正蓄財などをはたらく商人・町人などに対して

これが正しいかはよくわからんが、聞いた話として。
封建制度下であれば大体当てはまるが、それ以前や以後だと当てはまらないものもある感じ。

近世(開国以降?)は戦争や事件などの言い方になる。
古代だと変=政争、乱=戦乱みたいな感じがある。
というか、封建制度下(鎌倉以降と考えた場合)では戦乱からの政変自体が後醍醐天皇のあたりしかない気がする。
…こう考えると、本能寺の変桜田門外の変は戦乱とまではいってないから政争と考えてもいいのか?
で、建武の新政について調べてみると、正中の変、元弘の変(乱)と出てきた。
正中の変は討幕を企てるも情報が洩れて実行に至らず、とのこと。
…じゃあ、禁門の変は?開国後か。