岐阜市科学館に行ってきた。
特別展は『キラキラの昆虫展』。タマムシなどの光沢をもつ昆虫を中心に展示。
特にモルフォチョウのなかまの羽根はまさにホログラムフィルムのよう。
というか、モルフォチョウを研究して、色素を使わずに構造色を示すシートが作られている、と。
このように生物から着想を得て新技術の開発に生かす科学技術をバイオミメティクスというらしい。
プラネタリウムは前半が当日午後9時の空の生解説、後半がプログラム上映。
ちょうどペルセウス座流星群のピークが今夜ということでその紹介と、南の空に見える土星と木星、
夏の大三角をつくる3星座、夏の星座の代表ともいえるさそり座の紹介。
後半はプラネタリウム番組の『銀河鉄道の夜』。桑島法子さんが朗読。
桑島さんが宮沢賢治の朗読をされていることはかなりからラジオで聞いて知ってはいたが、
こんなタイミングで朗読を聴くことになろうとは。名古屋市科学館のプラネでは番組上映ないし。
夏休み期間中の振替休日ということで小さなお子さん連れが多かったので仕方ないが、
上映中にしゃべり声が聞こえるのが気になった。でも朗読部分ではそのしゃべり声がぴたりと止む。
一瞬で世界が変わって引き込まれるんだよなぁ。