ゆおねろぐ

ただのメモ帳

テッカニン育成論

傾向と対策

抜群の素早さを持ち、特性とバトンタッチの相性も良好。積み技も複数持つ。
攻撃種族値は低くはないが、強力な技に恵まれず実質威力は低め。
耐久面は期待できず、後出しリスクは大きい。
ステルスロックでも半分削られるので、出入りはあまりできないと考えるべき。


上記の性質により、先発バトンタッチ型が多いと経験的に感じる。
決まれば一気に全抜きが期待できるが、妨害されると戦力的に厳しくなる。
当然警戒されるので、自分で使う場合にはシミュレーションをしっかりする必要がありそう。
むしろ、先発バトン型を警戒させて裏読みをするというのも面白い。


対策としては、先発でいかく、みがわり、ほえる、先制技など持ちを先発で出せばいい。
ウインディを出されるとかなり困るはずw
ただし亜種も存在するので注意は必要。

性格

数値効率、攻撃技との関連からはようきが望ましい。
まもるを前提にする場合、いじっぱりにして攻撃を底上げすることも選択肢に入る。
耐久面を伸ばす性格は種族値的に無駄が多くなる。耐えたい攻撃がある場合のみ考慮。

努力値

かそくを前提として素早さを無振りにすることも、同族を意識し最速にすることも考えられる。
調整を考える場合、こだわりスカーフ持ちを意識する。


耐久面を重視する場合、HP252&防御=特防調整よりもHP252残り防御を推奨。
その心はヘラクロスキノガッサに強いから。

まもるとみがわり

かそくの発動や様子見として採用されることが多く、同時採用も十分意味がある。


みがわりはバトンタッチで後続に繋ぐことができるのが最大のメリット。
HPを調整してチイラのみを自発的に発動できるのも強味。
ただし、読まれてアンコールやちょうはつをかけられると流れを一気に相手に持っていかれる。


まもるはアンコールやちょうはつ持ちへも様子見として使えるのが利点。
アンコールやちょうはつにこだわれば、バトンタッチで後続へ無償で繋げる可能性もある。


何の考えもなく、まもる→みがわり→まもる…としてかそく発動を稼ぐ理由はない。
最悪の場合、その隙に相手に積まれて対処不能となる。
かそくバトンを考えるなら、後続の素早さを調整してかそく2回で十分な状態にすべき。
上手いと感じる人ほど手数をかけない。

攻撃技

攻撃技はよほどのことがない限りは入れておきたい。
素早さの高さ故にあって困らない。逆になくて困ることの方が多いと思われる。
特に耐久無振りヘラクロスを確定1発にできるつばめがえしは是非とも入れておきたい。


まもるを入れずみがわりを入れる場合、とんぼがえりを入れておきたい。
みがわり読みでアンコールを受けても、様子見しつつ入れ替えできる。

バトンタッチ

テッカニンと言えばバトンタッチ。かそくと合わせて積み技を後続に繋ぐことができる。


繋ぐ先としては、素早さがそこそこで耐久と火力が高いポケモンがベター。
メタグロスにつるぎのまいをバトンできたらその時点で勝負が決まりかねない。

その他補助技

実際に使われて一番困ったのは「いばる」。みがわりと組み合わせると困ったことになる。
リスクも非常に大きく、使う相手とタイミングを誤ると逆にピンチになることもある。

育成例

バトン特化型

特性:かそく
性格:ようき
努力値:HP4n調整、素早さ調整、残り防御
持ち物:チイラのみetc.
技:つるぎのまい/みがわり/まもる/バトンタッチ


主に先発用。攻撃手段がないので対策されると役に立たない。

スタンダード型

努力値:同上
持ち物:チイラのみ、ラムのみetc.
技:つばめがえし/シザークロスorとんぼがえり/みがわり/バトンタッチ


ヘラクロスにエッジが来ないと読んで後出し→つばめがえしとみがわりの2択。
ラムを持たせればキノガッサにも後出しできる。
まもるがないのでアンコール、ちょうはつが怖いならとんぼがえりが便利。

いばみが型

努力値:HPみがわり4回できる調整、素早さ調整、残り防御
持ち物:ひかりのこな、たべのこし、オボンのみetc.
技:いばる/みがわり/バトンタッチ/つばめがえしorどくどくorまもる


いばってみがわり張って、攻撃が外れたり混乱で自滅してる間にみがわりをバトンする。
ハマれば強いが運に左右される。また、かなりの確率で嫌われるw