ゆおねろぐ

ただのメモ帳

ファーストライト

朝は雨が降っていたみたいだけど、家に帰る途中に空を見上げたら雲なく星が見えた。
ということで早速望遠鏡を覗いてみることに。
深夜0時過ぎ頃、家の庭に出て空を見上げる。北は街灯、南はアパートの電気があって明るい。
(南のアパートは深夜になったら電気を消すなり減光して欲しいものだと常々思う)
月はなし。天頂近くにアルクトゥールス、南西方向に火星とレグルス、南に土星とスピカ。


うん、そりゃ土星いくでしょ。月が出てれば最初は月だっただろうけど。


そうとう昔に我が家には望遠鏡があって、それで月面やら皆既月食やら土星を見たことがある。
当時土星を観たときは、望遠鏡の性能なのか環境が悪かったのか、そもそも技量や知識の問題か、
土星であることは判ったけど、環の分が膨らんで丸くないことが判る程度の白いぼんやりとした像だった。
あれから何年経ったか、改めて天体望遠鏡を手に入れて最初に観るのが土星というのもなんかいい感じ。


まずは適当に向けてみる。全く見えないw
ファインダーを合わせてみようと街灯に向けてみるけどさっぱり。
とりあえず土星方向を見て、何か視野に入ったらファインダーを調整してみることに。
何か丸いものが視野に入ったのでファインダー調整。


ここで、ピント合わせをしてないことに気付く。そりゃ駄目だわ(爆
ピントを合わせていくと、丸くぼんやりしてたものがだんだんはっきり見えてくる。
ピントが合ってくると、それは丸くなく環のある土星だったことが判明。導入できてたのねw
今自分が覗いている先に土星が!と思うとテンション上がらざるをえない。
しっかりピントを合わせると、黄色っぽくてしっかりと中心部と環が離れていることが判る土星の像が。
母と妹にも覗いてもらって小さくも美しい土星を観てもらうことができた。


対物レンズを変えてみようと入れ替えてみたけど、全く見えなくなったw
この辺の扱いは今後の課題。

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それは ユラユラ揺れる 小さな像
「ちっちぇーっっ でも かっけーーっっ」
「ほんとに輪がある… ガリレオのスケッチみたい…」
「なんだろう… この宇宙感…」
「みんなが見たがるのもわかるよね…」
「うん…」
太陽系… 太陽から6番目に近い惑星(ほし)…
何人の人が 自分の目で 見上げただろうか…


(『宙のまにまに』コミックス第5巻 第29話 星空ループ より)

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