ゆおねろぐ

ただのメモ帳

はい、またネタがありません。全く育成もしていない状態です。
なので、主に耐久を意識した調整について書いてみます。
素早さの調整も含め、最大の意義は


役割の増加・安定化


だと考えられます。
主に火力を落とし、耐久面に回すことで勝てる相手や状況を増やす手段です。
最近よく見る耐久調整ボーマンダを例に取ると、


ボーマンダおくびょうCS252振り@こだわりスカーフ
→ようきスカーフガブリアスげきりんでアウト


しかし、ようきA252振りガブリアスげきりんをいかく込みで耐えるところまで振ると、


ようきスカーフガブリアスげきりん耐え→りゅうせいぐんでガブリアス撃破


といったことが可能となる。
ガブリアスがいじっぱりスカーフでも先制できるので、ようきげきりん耐えでよい)


ただし、耐久調整をするためには他の能力を落とさなければならない。
ガブリアスボーマンダがタイマンで勝つためには、


・素早さいじっぱりS252振りガブリアス抜き+こだわりスカーフ
・物理耐久ようきA252振りガブリアスげきりんをいかく込みで1発耐える
ガブリアスを確定1発


の3点が最低限必要。これだけあれば通常負ける勝負に勝てる可能性が高くなる。
ボーマンダにタイマンでガブリアスに勝てるという役割を与えることができる。
ただしガブリアスがきあいのタスキを持っていた場合はこの限りではないことに注意。


また、自分のウインディは、


・いかく込みでいじっぱりA252振りヘラクロスインファイト2発耐え
・たつじんのおび+だいもんじで耐久無振り+αヘラクロス確定1発
・素早さ154(最速ヘラクロス抜き+α)


に調整してある。
後出しからでもスカーフ持ちで交換読みストーンエッジorじしんを撃たれなければ勝てる。
仮に耐久無振りだと、いじっぱりスカーフヘラクロスインファイト2発撃たれて負けます。


もともとウインディが持てるタイマンでヘラクロスに勝てる(流せる)という役割に、
後出しからでもヘラクロスに勝てる(流せる)という役割を追加した格好です。


大事なのは、スタンダードな努力値配分でこなせる役割を損なわない程度に配分を変えること。
役割を1つ増やすために、通常の配分なら持てる役割を2つ失っては無意味である。
そして、できるだけ上を見て調整すること。調整は大は小を兼ねる。
そのためには、仮想敵をきちんと定め、運用方法をシミュレートしておくことが重要である。


副次的効果として、ダメージの予測がしやすくなることが挙げられる。
調整のためにはどの程度の耐久があればどの程度まで耐えられるか計算する必要がある。
それによって想定外の状況に陥ってもある程度精度の高い予測が立てられるようになる。


調整を考えるようになると、考える楽しみが一気に増える。
ただし、大は小を兼ねるためどうしても種族値の高いポケモンに目がいくのは悩みでもある(ぉ